064 春に現れる九つ目の「桜のトンネル」

亀岡まちなみ百景

064 春に現れる九つ目の「桜のトンネル」

旧山陰線は亀岡市北町に生まれた田中源太郎翁が明治32年に京都=園部間を全線開通したのが始まりで、その後国有化され、1989年(平成元年)電化・複線化の為、廃線になりますが、2年後の1991年(平成3年)観光鉄道として復活しました。トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までを約25分かけて走行する7.3kmの行程では、四季折々の保津川の流れと、美しい山の自然、又、8つのトンネルや5か所の橋など変化に富んだ景色が楽しめます。春には9つ目の「桜のトンネル」が現れるなど、丹波地域の「鉄道の父」田中源太郎翁の情熱をトロッコ列車が今も引き継いでいます。

関連記事