002 亀岡中学校

亀岡まちなみ百景

亀岡中学校

昭和22年5月、新学制により男女共学の中学校として開校されました。当時校名は、京都府南桑田郡亀岡町立亀岡中学校。昭和33年には樫田分校が廃止(高槻市に編入)され、昭和34年4月に現在の亀岡市立亀岡中学校に校名変更されました。 平成23年に校舎の大規模耐震改修工事が行われることになり、イラストに描かれた校舎は変貌を遂げることとなりました。

形原神社(御旅所)

形原神社は江戸時代の亀山城主形原松平信岑候を祭神として明治13年に創始されました。
亀岡祭の折には鍬山神社の御旅所として、秋季大祭の神幸祭から還幸祭までの間に2基の神輿を迎えます。これは江戸時代、形原神社の北側にある現在の亀岡中学校が、亀山藩の役所であり、藩主の観覧のために神輿や山鉾が中まで入っていたことから、それを復元するものです。亀岡祭の際にはこの周りにたくさんの出店が立ち並び、大賑わいを見せています。代々の亀山藩主(丹波篠山から寛延元年(1748)に形原松平信岑候が移封され、初代形原松平氏となってから明治維新まで八代の藩主)を偲ぶ4月の花祭には、形原松平家や元氏族を来賓として招いて、鍬山神社によって祭事が行われています。

関連記事