018 舟下りとトロッコで賑わう保津川渓谷

亀岡まちなみ百景

018 舟下りとトロッコで賑わう保津川渓谷

トロッコ列車(嵯峨野観光鉄道)は山陰線の複線電化によって1989年に廃線となった嵯峨嵐山・馬堀駅間の旧ルートを再利用した観光路線です。

その昔、この旧線の電化・複線化が計画された時、渓谷に沿って蛇行して走るこの区間がネックとなりました。このため、トンネルで山を貫く新線へと切り替えられ、旧線の嵯峨嵐山~馬堀駅間は1989年3月に廃線となりました。

しかし、保津峡に沿った風光明媚な景観を有するこの区間を、このまま放置して朽ち果てさせるには惜しい財産であることから、この自然美・渓谷美を有効に活用するために、この旧線を観光用に創り変えられました。このような背景のもと、平成3年4月27日にトロッコ列車が誕生しました。現在では年間で90万人を超えます

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